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漫画で「恋」の感情を上手に描くにはどうすればいいのでしょうか。ポイントは、恋をしているキャラは「感情をコントロールできなくなる状態になっている」にあることです。
恋をすると、人間はある意味で狂うというか、普段だったら絶対にしない言動や行動をとるようになります。
それゆえ、作者の自分が言わせたいセリフや行動をそのまま描くと「コントロールが効いた状態」になってしまっていて、恋を上手く表現できてない感じになってしまうことも。
だからこそ、自分がつくったキャラを自分でも制御不能な、欲求が先行している状態にできると、意外性やカタルシスなども盛り込まれた素晴らしい「恋」の表現ができるはずです。
もちろん非常に難しいことではありますが、「自分でも意識せず、ついこう描いていた」という場面が作品内であったかどうか、はチェックしてみるといいかもしれません。
なお、「友情」は「恋」と真逆で、完全に制御下で描かれることが魅力になります。友情は信用であり、それが高まりすぎても溢れ出すことはありません。むしろ、上手くコントロールすることで、お互いの力を引き出し合うような高まり方になります。
恋を描いてるつもりが友情のようになってしまうな……?と思ってしまうような時は、その制御状況をチェックしてみるのもおすすめです!
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