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悪役の描写に唯一必要なのは「支配してくる」姿勢だった! 価値観も主義も一切関係ない悪の構成要素 #231

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価値観も多様化する現代において、何が悪なのかを明確に定義することも難しい中、いい「悪役」には何が必要なのか。答えはずばり「支配してくる」こと。支配すればするほど、いい悪役になるはずです。


悪役と正義役の違いは人とのつながり方にあり、正義が愛や友情でつながっているのに対し、悪は支配でつながっています。悪とは、他者を傷つけようとする姿勢のことであり、支配される側にあるのは、傷つけられることへの恐怖でしかありません。


どんな価値観を持っていても、どんな性格をしていても、他者を支配していれば悪役になります。悪役とライバル役の違いも、まさに「支配」があるかどうか。かつての悪役が仲間になって以降あまり悪を感じないのは、支配がないからです。


だからこそ、自分の漫画の悪役の魅力が薄いと感じるような時は、ぜひ支配度を高めてみることをおすすめしますよ!

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