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最高に技量が必要で量産もできない! 新人漫画家ほど目指すべきではないジャンル「ヒューマンドラマ」 #271

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皆さんはどんなジャンルの漫画を執筆されていますか? バトル・ラブコメ・スポーツ等々、漫画には多くのジャンルが存在しますが、新人漫画家ほど目指さないほうがいいジャンルがあります。


それが「ヒューマンドラマ」です。


もちろん、感情同士のぶつかり合いや交流を指すものではあるのですが、それらは別のジャンルでも当たり前に描かれるものになります。


「作品の中で紡ぐ言葉で、読者の人生を良くするような感動を届けたい」という想いから、それに特化したヒューマンドラマを描きたくなる気持ちはわかりますが、1つ明確な問題があります。


それは、量産ができないこと。


読切と違って連載となると、その深い感動“だけ”を毎回書き続けることは非常に大変で、最高の技量が必要となります。新人なら尚更です。


自分も漫画家になりたい!と思うような強烈な感動を与えてくれた作品やメッセージは、「ヒューマンドラマ」ではなく、スポーツやアクションなど別ジャンルの漫画の中の1シーンではなかったか。


そんなことを思い返しながら、「感動」を描くことと、「ヒューマンドラマ」を目指すこととの違いを考えてみましょう。

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