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指定のページ数に上手くまとめられない要因の1つに「読者へのサービス精神」が強すぎるのではないか、という考え方があります。作品内であれも見せよう・これも見せようと演出を入れすぎてしまった結果、ページ数が膨らみすぎてしまうというわけです。 また、読者を楽しませようといろいろな要素を盛り込んだことで、かえって「作品として一番面白いポイント」がぼやけてしまうことも。何の演出も入っていない企画・構成の段階、いわば素の部分でそれがどこにあるかについて、作者はしっかりと把握して描きすすめることが重要になります。 もちろん素の部分のままに近い状態で作品を仕上げて読者に提供することは、逆に高い技術が必要になります。しかしサービスはあくまでもサービスであり、それがメインになるようでは作品としていけません。 素の部分の良さを一層際立たせるサービスなら採り入れ、そうでないものは採り入れない。それがページ数のダイエットに効く一番の方法です!
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