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「そろそろブームが終わる」と言われてから、すでに10年ぐらいが経過している異世界転生。もはや単なる流行のテンプレートではなく、スポーツやラブコメと同じく、1つの文化やジャンルとして確立されたフォーマットとして捉えるべきでしょう。 そんな「消えない」存在となった異世界転生、それに近しい分類となる悪役令嬢には、一体どういう魅力があり、どういう層の読者のどんな欲求を満たしてくれているのか。 根本にあるのは、読者の「自分は特別な何者かでありたい」という願望や、「本当の自分が認めてもらえない」という息苦しさであり、それを最もわかりやすい形で表現してくれるからこそ、異世界転生・悪役令嬢はずっと支持されているのではないでしょうか。 少年漫画に代表される「血統」「下積み」などは絶対に持ち得ないことがわかっているからこそ、多くの人の共感を集めているかもしれない「構造」と「役割」について、今回はしっかり考えてみたいと思います!
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