つくり手に真摯に寄り添うデザイン/引き出しの多さがハンパない/職人的・研究者的なデザイナー/1万種以上の紙を盲牌する/紙・印刷・文字で適切な回答を出す/デザインは本の中身を良くできない/作家の思考や周辺の文脈を理解する/媒介者としての役割/なぜ和紙に着目するのか/現代にこそ求められる伝統知/建築的に紙を捉える/それはグラフィックデザイナーの仕事か?/トリカブトでできた紙/地域の素材で紙をつくる/素材からつくることで見えること/既存のインフラを前提にする危険性/これまでのやり方だと衰退する/ブランドと取り組む共同開発/靴をつくるグラフィックデザイナー/紙は小麦粉のような役割 etc.
■プロフィール
ゲスト
田中義久
グラフィックデザイナー、美術家。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業、慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程在学中。2022年centre Inc.設立。東京藝術大学をはじめ、さまざまな教育機関や企業の研究機関と連携し、紙媒体における視覚言語を拡張しながら今日のデザイン領域を生態学、歴史文脈、そして社会的要因からリサーチし、社会実装している。主な仕事に「東京都写真美術館」、「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」「国際芸術祭あいち2022」「POST」「TOKYO ART BOOK FAIR」のVI計画や、「Takeo Paper Show」「ISSEY MIYAKE」のアートディレクションなどがある。また、アーティストデュオ「Nerhol」としても活動し、主な個展に「Beyond the Way」レオノーラ・キャリントン美術館(メキシコ)、「Index」Foam Photography Museum(オランダ)、「Promenade」金沢21世紀美術館、「Nerhol 水平線を捲る」千葉市美術館、「種蒔きと烏 Misreading Righteousness」埼玉県立近代美術館などがある。令和6年度(第75回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
パーソナリティ
原田優輝(Qonversations·編集者)
株式会社カンバセーションズ代表。編集者/ライターとして活動する傍ら、「問い」をカタチにするインタビューメディア「Qonversations」や、地域と地域をつなぐインターローカル·プロジェクト「◯◯と鎌倉」などを主宰している。
山田泰巨(編集者)
『商店建築』『Pen』編集部を経て、2017年よりフリーランス。建築、デザイン、アートなどを中心に、『Pen』『Casa BRUTUS』『ELLE DÉCOR JAPON』『Harper’s BAZAAR』『madame FIGARO japon』などで編集·執筆。展覧会の企画や図録制作などにも携わる。
■関連リンク
田中義久
⇒ Link
centre Inc.
⇒ Link
Nerhol
⇒ Link
Casa BRUTUS
⇒Link
IBUKU
⇒Link
TAKEO PAPER SHOW 2018
⇒Link
吉田勝信
⇒Link
橋本 麦
⇒Link
「創作」から「捜索」へ!? デザインとツールの関係を考える | 橋本 麦さん
⇒Link
ISSEY MIYAKE SPRING SUMMER 2025 COLLECTION
⇒Link
Yoshihisa Tanaka × Tokyo Design Studio cooperative research
⇒Link
■SNS
https://www.instagram.com/design_no_temae/
https://x.com/design_no_temae
https://note.com/design_no_temae
https://designnotemae.substack.com/
番組の感想やご質問、ご意見などはハッシュタグ「#デザインの手前」 で。
■「デザインの手前」とは?
デザインという領域に関わる編集者2人が、多彩なクリエイターをゲストにお招きし、デザインの本質的な価値やこれからの可能性についてお話ししていくトークプログラム。さまざまな切り口で、ゲストそれぞれの「デザインの手前」についてお聴きします。
More episodes from "デザインの手前"
Don't miss an episode of “デザインの手前” and subscribe to it in the GetPodcast app.