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漫画における「感情」は、主人公の願いや想いが叶わないほどに強くなります。だからこそ、願いや想いを叶えるための壁となる役割、あるいは気づきを与える存在として、主人公以外のキャラクターが必要になります。 もちろん主人公を描くだけでそれが表現できるなら問題ないのですが、物語を進める要素となる刺激や変化は、結局のところ「人間関係」に起因することが大半です。主人公以外の言動や行動があるからこそ、主人公のやりたいことも明確化できるようにもなります。 意識しなければならないのが、主人公の「能動的な感情」を描くことの難しさ。何か大きな事件が起き、それに対してのリアクションを描くところまでは簡単なのですが、それは「受動的な感情」でしかありません。 そして能動的に感情をあらわすためには、やはり自分以外の誰かとの人間関係が必要になるのです。 そんなわけで今回は、主人公と主人公以外の登場人物の関係性や役割・機能といった部分についてしっかり考えていきたいと思います!
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