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1875年3月7日バスク地方のシブールで生まれたモーリス・ラヴェルの生誕150年を記念して、聞く機会の少ない作品の一つ『スペイン狂詩曲』を紹介します。今回はその2回目で第4曲の「祭り」です。
スペインの祭りの日の賑わいや、緩やかで、ちょっと気怠い夜の空気感が表現され、「スペイン人よりもスペインらしい曲を書く」と言われるこのラヴェルのサウンドは、色彩感に溢れ『ダフニスとクロエ』に至る、さらなる豊潤な響きを予感させます。
書かれた年代の異なる第2曲「マラゲーニャ」を除き、前の楽章のテーマの断片がところどころ再現され、時間の経過を立体的に表現する手法は新鮮です。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】モーリス・ラヴェル作曲『スペイン狂詩曲』より第4曲「祭り」
レナード・スラットキン/指揮
フランス国立リヨン管弦楽団/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団
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