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漫画では読者が共感できるキャラづくりが求められますが、「こういうシーンなら、こういう行動やセリフになるはず」的なテンプレを意識しすぎ、薄い感情表現になってしまう場合がよくあります。また、共感を得ようといろいろ考えすぎた結果、逆に普通なら絶対そうはならないであろう描写になってしまうケースも。 だからこそ、漫画でキャラを描くときは、自分をそのキャラに憑依させたうえで「自分(=このキャラ)ならどう思うか」と考えるようにしましょう。 大切なのは、とにかく「なりきる」こと。今までこうやって生きてきたなら、こういうときはこんな行動をするはず、こんな感情になるのではないか、をしっかり想像することです。 そもそも他者が何を考えているかなんて、どれだけ人間に興味があったとしてもわかるものではありません。それゆえ、技術として感情を描くことを覚えてしまうのが一番です。 キャラになりきる技自体は、わりと誰でも簡単に身につけられるはずですので、この機会にぜひ皆さんも取り組んでみてください!
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