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読者に好まれやすい要素や魅力は、ジャンルや読者層によって当然違いがありますし、そのジャンルのファン以外にはなかなか伝わりづらいものも多く存在します。
例えば少年漫画における「質量」の動き。例えば大きなモノが動いたり、逆に小さなモノにパワーが圧縮されていたりといった描写には、昔も今も変わらぬ人気があります。
では、逆に全く質量が無い描写は魅力になり得るのか。例えば少女漫画の背景で描かれる花であったり服装のディティールであったりは、質量から解放された軽やかさゆえの魅力と言えるでしょう。
また、メカ的な描写などは、魅力を感じる人・感じない人がハッキリと分かれる典型例かもしれません。そんな理屈で説明のつかない本能的なものに訴えかける魅力を、存分に描ける・読めるのが漫画の良さでもあります。
今回は、そういう「自分はよくわからないが、何かきっと魅力がありそう」と感じた領域についての雑談回になっています。
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