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若くして才能を見出されたジョルジュ・ビゼー『子ども遊び』の2回目です。
原題は『小組曲』というだけにオーケストラは小編成ですが、打楽器が多く用いられていたり、扱いが厄介であったホルンを自在に使いこなしたりと、多彩な楽器編成の管弦作品となっています。
短い曲の中には、ビゼー独特の「変化球的」な巧みな転調が用いられ、音楽の表情がさまざまに移り変わる様子が感じられます。これが後にビゼーの代表作となるオペラ『カルメン』で見事に結晶化されるのです。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】ジョルジュ・ビゼー作曲小組曲『子どもの遊び』より- 第3曲 即興曲(こま)、 第4曲 デュオ(小さな旦那様、小さな奥様)、第5曲 舞踏会(ギャロップ)
レナード・スラットキン/指揮
フランス国立リヨン管弦楽団/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団
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