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魅力的なキャラをつくるためには、「意外性=ギャップ」を持たせることが大事。その具体的な方法として、「○○だけど△△という相反する要素を設定しよう」とアドバイスされることは、とても多いと思います。ただ、単にギャップを持たせただけのキャラ設定は強度としても弱いですし、魅力も生まれません。 相反する要素は、そこに葛藤が生まれるからこそ良さがあります。「こういうことをやりたいけど、それを邪魔する要因がある」というギャップを持った主人公がいれば、きっとストーリー自体を楽しくしてくれるはず。 あとは、ページ数や話数に応じて、その主人公の願いの「サイズ感」を上手に調整していきましょう。 とはいえ、結局一番大切なのは、描き手自身の「好き」から生まれたものか・描いていてテンションが上がるかどうか。編集者の気持ちではなく、あくまで自身の気持ちに寄り添ったものであることを強く意識しましょう。 何より、ギャップはあくまでアクセントであり、調味料。あまりギャップを考えすぎて迷子にならないことも大事です。
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