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「自由こそ治療」なのに。精神医療国家賠償訴訟の判決を読み解く 10/4 (by小国綾子記者&鈴木英生記者)

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今回は、東京地裁で10月1日、原告敗訴の判決が出た「精神医療国家賠償訴訟」について、毎回の口頭弁論を傍聴してきた小国記者が語ります。

本当なら1、2年で退院できたかもしれない人が、40年間も精神科病院に入院させられ、自由を奪われたのはなぜなのか。原告の伊藤時男さんの訴えを通して、小国記者と鈴木記者が日本の精神科医療について考えます。
精神科病院をなくしたイタリアでは「自由こそ治療だ」と言われています。世界が「脱施設化」と地域移行にかじを切る中、精神科病床が極端に多く、また、入院日数が極端に長い日本の精神科医療の行方を語り合います。

(精神医療国賠訴訟については、もっと詳しくお知りになりたい方は以下のサイトをぜひ。精神医療国家賠償訴訟研究会:https://seishinkokubai.net/)

 毎日新聞の記者がお送りするポッドキャスト「今夜、BluePostで」。火曜日は、オピニオン編集部の小国綾子記者と鈴木英生記者がお届けします。識者インタビューやコラムを担当していて、記事を書くたびにうんうん悩む2人が、そんな思いをリスナーのみなさんと分かち合います。
 放送のご感想・ご意見は、X(旧ツイッター)にハッシュタグ「#ブルーポスト」を付けてどんどんお寄せください。こちらの投稿フォームからも受け付けています。→https://entry.mainichi.jp/app/podcast-mainsurvey/
 番組に出演してみたいという識者の方もご連絡お待ちしております。

 

■出演者
小国綾子記者:https://mainichi.jp/reporter/oguniayako/
鈴木英生記者:https://mainichi.jp/reporter/suzukihideo/

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■火曜日の本棚」
『精神病院・認知症の闇に九人のジャーナリストが迫る』(編著・大熊由紀子)
http://www.budousha.co.jp/booklist/book/261.htm

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