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「作家性」や「作風」といわれるような、その漫画家からしか感じられない「らしさ」とは、作品のどこに現れるものなのか。それは恐らくストーリーではなく、感情表現やコマ割りといった部分なのではないでしょうか。 例え全く同じ原作で描いたとしても、漫画家ごとに各々別の作品となるのは、やはり各々が持ち味としている表現が異なるからこそでしょう。 そう考えると、漫画家自身が描いていて得意な感情・楽しくなる感情をただただ極めていくことが、良いキャラクターをつくり、作家性や作風をつくっていくための正解と言えるのかもしれません。 だからこそ、描いていて迷いがあるときは、あらためて「描いていて自分が楽しい」を重視してみるのはいかがでしょうか!
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