特集　ＮＨＫラジオ「Ｎらじ」

「サバ缶」が値上がりしています。記録的な不漁で、サバの調達価格が上がっていること、原油価格の高騰が続いていることなどを理由に水産大手は相次いで「水煮」や「味噌煮」などのサバ缶の出荷停止や値上げを発表。 日本の漁場で今、何が起きているのか？また世界の水産資源の現状はどうなっているのか？ 出演：片野歩さん（水産会社 部長）

東京電力福島第一原子力発電所の事故では、広い範囲に放射性物質が放出されました。 その後の福島県内の除染で出たおよそ東京ドーム１１杯分の土は現在、福島第一原発周辺にある中間貯蔵施設で保管されています。 法律では、２０４５年３月までに福島県外で最終処分すると定めていますが、国はこれまでに最終処分の場所や方法など具体的な見通しを示していません。 一方、放射性物質の濃度が基準を下回った土については、資材として全国の公共事業などで再生利用する方針です。 除染で出た土の再生利用にはどのような課題があるのか？最終処分に向けていま何が求められているのか？ 出演：茅野恒秀さん（信州大学 准教授）

新型コロナウイルスの感染対策が大きく変わります。１３日からマスクの着用は個人の判断に委ねられ、５月からは感染法上の分類が「５類」に引き下げられます。 こうした政策変更を受け、私たちはどう考え、どう行動したらいいのか？新型コロナウイルスの感染対策を最前線で指揮してきた尾身茂会長に聞きます。 出演：尾身茂さん（新型コロナウイルス感染症対策分科会 会長）

相次ぐ全国各地での強盗事件。改めて防犯対策に力を入れているという方も多いのではないでしょうか？ そうした中、実は日頃の「ゴミ」の出し方も防犯対策につながるといいます。 「防犯」に役立つ「ゴミ出し」とは、いったいどういうものなのか？ 出演：滝沢秀一さん（ごみ清掃人、お笑いコンビ マシンガンズ）

ロシアがウクライナへの侵攻を初めて２月２４日で１年。 日本で暮らすウクライナの人たちや、ウクライナやロシアにゆかりのある人たちはどのような思いで迎えたのでしょうか？ 出演：ミヤベ ヴィクトリアさん （ウクライナやロシア製品の雑貨店 ウクライナ人経営者）

不登校の子どもたちを支援するシステムとして今、メタバース、インターネット上の仮想空間が注目を浴びています。 広島県や埼玉県戸田市など７つの自治体は去年からメタバーを使った不登校支援を行っており、東京都も来年度から都内５つの自治体で始める予定です。 メタバースを使った不登校支援の可能性について専門家に聞きます。 出演：小林正幸さん（東京学芸大学 名誉教授）

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻からまもなく１年。侵攻が始まる３か月前、日本で一冊の小説が出版されました。 「同志少女よ、敵を撃て」。 女性狙撃兵を主人公に、第二次世界大戦の旧ソビエトとドイツとの戦いを描いた異色の戦争小説です。 ウクライナへの軍事侵攻が続く中、現実と重ね合わせて読まれ、大きな反響を呼んでいます。 著者である逢坂冬馬さんと、いまウクライナで起きていること、そして戦争について考えます。 出演：逢坂冬馬さん（作家）